岡山大学 歯学部

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学部長からのメッセージ

歯学部長挨拶

地域から世界まで多様な舞台で活躍し,未来を共創する歯科医療人の育成

岡山大学は 10学部7研究科1プログラムからなる総合大学であり、その特性を生かした文理融合教育,研究を実践しています。このため前期一般入試の他に学校推薦型入試,外国人留学生入試,国際バカロレア入試,学士入試など多様な入試制度を活用し,個性的で多彩な人材を求めています。


歯学部では「高度な歯科医療の提供」と共に「先端的歯科医療の研究開発」を重視し,世界最高水準の歯科医療人を育成することを目的としています。すなわち地域社会に貢献できる歯科医師だけでなく,活躍の場を大学教員,研究職,行政職,さらに海外に広げていける実践力ある人材を養成します。このため日々教育カリキュラムの改革を続けています。具体的には現場力・実践力の養成のため課題解決型学習やアクティブラーニングを取り入れ,歯科医師会とも連携しながら新たな教育カリキュラムを構築しました。また医学部,薬学部,岡山大学病院との連携により,多職種連携や医療支援,周術期管理教育を強化し,超高齢社会に対応でき,広い視野を持つ歯科医師育成に取り組んでいます。


国際交流も重視しています。短期海外留学制度(ODAPUS)は20年を以上の歴史を有し, 200名を超える学生が留学を果たしています。海外からも留学生を受入れており,多様な国々の学生と直にふれあうことで,グローバルな実践力を身につけることができます。昨年は受入れ数は38名にのぼりました。


卒業後は,岡山大学病院卒後臨床研修センターでの充実した研修が待っています。さらに昨年度には,臨床専門医を育てる学位プログラムと,国際的に活躍できる人材を育てるプログラムを備えた新大学院が始動しました。卒後のキャリアアップを支援する体制も万全です。


岡山大学歯学部の卒業生は社会から高い評価を得て活躍しています。皆さんもここで医療の分野で世界を牽引する力を身につけ,地域から世界で活躍する歯科医療人を目指しましょう。



令和6年4月1日

歯学部長

歯学部長 久保田 聡