国立大学法人 岡山大学

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部局長等セッションを開催

2022年03月30日

 本学が目指す「協治」のガバナンス方針に基づき、本学の持続的発展を考える上で重要な事項について、毎年、大学執行部並びに新任を含む各部局長が一堂に会して、現状の認識と今後の方向性を共有することを目的とした部局長等セッションが、3月26日(土)に、創立五十周年記念館で開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり対面での開催は2年ぶりとなりました。
 令和3年度のメインテーマは「第4期における年度計画について」。
 開会にあたり槇野博史学長は、第4期中期目標期間では10の指定国立大学が確定し、国立大学法人は益々自立化を求められるとともに、現在の第3類型から指定国立大学を除く7大学間の差別化も予測されることから、より真剣に大学経営・運営を見直す必要性があることについて語りました。
 部局長等セッション午前の部は、第4期における年度計画について、各担当の理事及び副学長から、それぞれが所掌するテーマでプレゼンテーションを行い、各部局長と質疑応答が行われました。特に各プレゼンテーション共通してリスク管理・DXに関して熱い議論が交わされました。
 続いて若手教職員に今年度は学生も加えたメンバーから成る「岡山大学未来懇談会」の代表者による、「攻めのDX」-教育・研究×DXで拓く新たな地平-をテーマとしたプレゼンテーション後、小村俊平学長特別補佐(ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター長)から午前の部の総括として,最近の若者の考え方の変化についてのコメントのほか、DX等イノベーションを起こすための挑戦として、ご自身の取り組み事例など、多くの示唆に富むコメントがありました。
 午後の部は、「教育改革とDX」、「研究・産学共創」、「病院経営とDX」、「経営人材育成とPDCA」、「国際戦略」の5つのテーマでグループセッションが行われ、各グループ代表者から、各テーマに関した課題や取り組み等提案等が行われました。
 最後に、槇野学長による総括として、岡山大学でSDGsを取り組んできたことが、かなり目に見えるようになったこと、大事なのは地域であり地域の人々のウェルビーイングのために、グッド・プラクティクスを産学官連携で行う必要があることが語られ、第4期に向けて総合大学としての強みを生かしていきたいと意思表明がありました。


【本件お問い合わせ先】
総務・企画部総務課
086-251-7017

年度