国立大学法人 岡山大学

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学生二人が日本代表として次世代リーダー・グローバル・サミットOne Young World 2022に参加

2022年10月04日

 本学歯学部5年の棚井あいりさんとグローバル・ディスカバリー・プログラム3年のRosina Mothapoさんが、英国・マンチェスター市で9月5日~8日に開催された「次世代リーダー・グローバル・サミットOne Young World 2022」に日本代表団の一員として参加しました(棚井さんは現地参加、Mothapoさんはオンライン参加)。
 本学は、2015年タイ・バンコク市で開催されたサミットから公式パートナーとして参画し、毎年2人の学生代表と、オブザーバーとして横井篤文上席副学長(特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当)を派遣しています。本学からの参加は、15年のタイ・バンコク市、16年のカナダ・オタワ市、17年の南米コロンビア・ボゴタ市、18年のオランダ・ハーグ市、19年の英国・ロンドン市、21年のドイツ・ミュンヘン市に続いて7大会連続です。
 今回のサミットは、8月5日にBMW GROUP Tokyo Bay(東京・お台場)で事前の日本代表団壮行会を開催。9月5日にブリッジウォーター・ホール(英・マンチェスター)において、音楽、ダンス、各国を代表する国旗に彩られ華やかに開会しました。開会式ではアイルランド初の女性大統領であるメアリー・ロビンソン氏やサセックス公爵夫人メーガン妃らが登壇、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士からはビデオメッセージが寄せられ、参加者に対して「あなた方は未来のリーダーであるだけでなく、今、世界が必要としているリーダーなのです」との強いメッセージが発信されました。
 棚井さんとMothapoさんは、全体セッションやワークショップ、ネットワーキング(交流会)などに参加。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を枠組みとしながら、気候変動から戦争と平和、教育、人権、ジェンダー、リーダーシップ、グローバルビジネスなど、多岐にわたるディスカッションを行いました。全体セッションでは、若者や環境のための草の根運動を長年にわたって支援・提唱してきた第23代カナダ首相ジャスティン・トルドー氏、元国連事務総長潘基文氏、元ユニリーバ 最高経営責任者(CEO)ポール・ポールマン氏ら、現職の世界のリーダーや各国代表者らのスピーチを体感しました。
 また、今大会ではマンチェスター会場と岡山を含む世界4か所の会場とを繋いでのライブ中継が実現し、岡山の高校生、大学生をはじめとするおよそ100人が将来の夢やジェンダーマイノリティが抱える課題等について意見交換を行い、世界とのつながりを体感する時間となりました。
 今年で第12回目となるOYWは、世界200カ国以上からおよそ2,000人が出席。2023年度は英国・ベルファスト市で10月14日~17日に開催される予定です。

○次世代リーダー・グローバルサミットOne Young World(OYW)
 2009年の世界経済フォーラム「通称ダボス会議」(World Economic Forum、本部:スイス・ジュネーブ)において宣言され、2010年イギリス・首都ロンドン市で開催されてから、年に一度、世界190カ国以上から各国を代表する次世代の若いリーダーたち(18~30歳)が一堂に会する世界最大級のサミットです。世界が直面する地球規模の課題に対し、世界的指導者達の下、次世代リーダーたちが連携して問題を解決するための全世界合同産官学連携の次世代リーダー育成プロジェクトとして、その規模とネットワークを急速に拡大し続けています。
 サミット参加者は「OYWアンバサダー」の称号が授けられるとともに、世界中の約1万人の有能な若者たちと長年にわたる人脈を広げることができます。
 OYWカウンセラーとして、ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者のムハマド・ユヌス氏をはじめ、首相・大統領、政府関係者、米・フォーチュン誌が発表する世界の企業ランキング「フォーチュン 500」のリーディングカンパニー、文化・スポーツ界、メディア界、NGO、起業家やアーティストなど、さまざまな分野を代表する世界的指導者や著名人などが支援しています。

【本件問い合わせ先】
国際部留学交流課
TEL:086-251-7037

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