教育改善について教員・職員・学生が討議する本年度の「桃太郎フォーラム」が9月9日、学内で開催されました。
1月の中央教育審議会答申「グローバル化社会の大学院教育」を受けて、8月に策定された「第2次大学院教育振興施策要項」を踏まえ、「大学院教育の更なる充実に向けて」がテーマです。阿部宏史副学長ら本学教職員、学生のほか、14大学から計約190人が参加しました。
午前中は、奈良先端科学技術大学院大の横矢直和教授が大学院教育の実質化とFDのあり方について、事例を交えて特別講演。本学自然科学、環境学、医歯薬学総合の各研究科による先進事例を紹介するシンポジウムもありました。
午後からは分科会があり、広島大の久保研二助手が参加した「新任教職員に対するFD・SD」をはじめ、「大学院教育の実質化」「学士課程教育の充実に向けて」など5グループに分かれ、熱心な討議が行われました。
参加者からは「大学院教育の実践について新たな知識を得ることができた」 「ワークショップでの質疑応答が有意義であった」といった感想が寄せられました。
桃太郎フォーラムは、平成10年度から毎年開催しており、今回で14回目です。こうした取り組みが、今後の本学での教育改善に大きく寄与するものと期待されています。
写真*「新任教職員に対するFD・SD」などをテーマに熱心に討議した分科会
【本件問い合わせ先】学務部学務企画課(TEL:086-251-7173)
(11.10.04)