本学は1月26日、岡山大学共育共創コモンズの完成を記念して、完成披露式典を開催しました。式典に先立ちテープカットが行われ、建築の監修をした隈研吾岡山大学特別招聘教授(建築家)、多大なるご寄付をいただいた中島博ナカシマホールディングス株式会社会長、小長啓一岡山大学Alumni (全学同窓会)会長及び槇野博史学長、阿部匡伸理事、菅誠治工学部長がテープにハサミを入れて完成を祝いました。
式典には、伊原木隆太岡山県知事及び宮長雅人岡山経済同友会代表幹事(中国銀行取締役会長)をはじめ、行政、企業関係者、同窓会及び本学の教職員・学生ら合わせて約200人が参加しました。冒頭に伊原木知事、宮長代表幹事からあいさつの後、建設に際してご尽力をいただいた隈先生及び清水建設株式会社に学長から感謝状を贈呈しました。
続いて、公募により決定された共育共創コモンズの愛称が阿部理事より発表され、本学職員の田邊光伸さんが発案した「OUX(オークス)」が披露されました。田邊さんから考案理由が発表され、(1)岡山大学の「OU」と共育・共創の交流を表す「X」、(2)Optimal(最良・最適な)UX(ユーザーエクスペリエンス)を提供する場、(3)「オーク(樫・楢)」や「大楠」を連想させ、岡山のシンボルツリーたる大樹をイメージできる、など3つの意味を込めたとのことでした。
引き続き、本学の学術研究院教育学域《国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座》の才士真司准教授と伊藤駿助教、同講座の受講生らによる「共育共創コモンズメイキングビデオ」を上映しました。映像は建設に関わった様々な人の想いを伝え、建築工程が記録された内容でした。
式典後半の隈研吾先生の講演では、共育共創コモンズ完成に寄せた言葉の他、建築家を目指す学生に向けて、監修したこの建物の特徴や設計の想いなどを含めた話がありました。
本学では、共育共創コモンズ建設のコンセプトである「地域の産業活性化のための新たな交流と共創の場」として、また岡山の新しいシンボルとして、学生が学ぶとともに地域や企業の皆様との協働を一層充実させながら、岡山から世界に新たな価値を創造していきます。
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岡山大学共育共創コモンズ完成披露式典を開催
2023年02月02日