岡山県出身の物理学者、故仁科芳雄博士の偉業を顕彰し、人物・成績ともに優秀な県内在学の理工系大学院修了予定者に贈られる「令和4年度仁科賞」の授与式が3月15日、岡山県庁で行われ、本学大学院自然科学研究科博士後期課程の朱俊傑さんと大学院環境生命科学研究科博士前期課程の難波匠太郎さんが、伊原木隆太知事から賞状とトロフィーを手渡されました。
産業創成工学専攻の朱さんは「漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信システムのための超高精度位置推定法の発明」で、また、生物資源科学専攻の難波さんは「無害なたんぱく質の大量生産による細胞毒性メカニズムの解明」で成果をあげ、本賞を受賞しました。
仁科博士は「日本の現代物理学の父」と称され、本学の前身の一つである第六高等学校出身。新制岡山大学や理学部創設に尽力するなど、本学とも深い関わりがあることが知られています。
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自然科学研究科の朱俊傑さんと環境生命科学研究科の難波匠太郎さんが仁科賞を受賞
2023年03月28日