3月18日、岡山大学教職大学院は岡山県教育委員会、岡山市教育委員会の後援のもと、「教育実践フォーラム2023」を開催しました。教職大学院の修了者や、大学院生・学部生のほか、岡山県・市内の現職学校教員、教育委員会関係者など、対面で約50人、オンラインでは約80人が参加しました。また、本学教育学部が協定を結んでいるモンゴル国立教育大学の方々も、オンラインで参加しました。
第1部の基調講演では、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターの高橋典久総括研究官から「令和時代の生徒指導と学校改善」をテーマに、12年ぶりに改訂された「生徒指導提要」の趣旨や要点を踏まえて、今後の学校教育において目指すべき生徒指導の在り方とその実践的課題についてお話がありました。
第2部では、本学教職大学院の修了生である岡山県立真庭高等学校の藤井邦臣先生、岡山市立福島小学校の小松原直美先生、岡山県立津山中学校の松本郁弥先生、岡山市立御野小学校の西森友美先生の4人の先生が「教職大学院での学びと現在の実践課題」と題してミニ講演を行いました。それぞれの先生方が、教職大学院での学びと経験を学校現場で活用し、実践に取り組んでいる様子が伺えました。その後のラウンドテーブルでは、現在の学校現場の課題や今後の生徒指導について、参加者が熱く語り合い、日々の教育活動を振り返る姿が見られました。参加者にとって有意義な気づきと学びの場となりました。
岡山大学教職大学院では、今後も学校教育に関する知識の更新・深化に資するイベントの開催、広く学校関係者の皆様との交流と継続的な学びの機会を創出していきます。またのご参加を心よりお待ちしております。
【本件問い合わせ先】
岡山大学教育学系事務部教職情報サポート室
TEL:086-251-7635
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※[at]を@に変えてください。
「岡山大学教職大学院 教育実践フォーラム2023」を開催
2023年03月28日