国立大学法人 岡山大学

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森田瑞樹教授(ヘルス)がAMED「令和5年度ゲノム創薬基盤推進研究事業」に採択

2023年04月26日

 本学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域生体情報科学分野の森田瑞樹教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和5年度ゲノム創薬基盤推進研究事業」に採択されました。
 同事業は、国の健康・医療戦略推進会議の下に設置された「ゲノム医療実現推進協議会」において公表された「中間とりまとめ」(平成27年7月)と「中間とりまとめに対する最終報告書」(令和元年8月1日)について、我が国のゲノム医療実現に向けた課題などに係る研究を推進するものです。「ゲノム創薬研究の推進に係る課題解決に関する研究」、「ゲノム情報を活用した新規創薬ターゲットの探索等の基盤整備に関する研究」、「網羅的生体情報を活用したゲノム診断・ゲノム治療に資する研究」の3つの領域が設けられ、今回、森田教授は「ゲノム創薬研究の推進に係る課題解決に関する研究」の領域で全国唯一の採択を受けました。
 森田教授は「バイオバンクの利活用促進に向けた高品質な管理・運営体制の構築」の研究開発課題名のもと令和5~7年度までの3年間、研究チームを率いることになります。
 今回の採択を受けて森田教授は「バイオバンクは医学・生命科学研究および創薬・医療機器開発を支える重要なインフラです。この研究開発課題では、バイオバンクをより使いやすく、より多くの研究成果を生み出すためのインフラとして成長させるための課題解決に取り組みます。研究代表者として最大限の効果を生むような研究開発の遂行を心がけて取り組む所存です」とコメント。3年間の研究活動に意欲を見せました。
 今後も本学は、強みのひとつである医療系研究分野の更なる強化促進を図り、研究力向上・イノベーション創出を加速させていきます。また、我が国屈指の医療機関でもある岡山大学病院の機能強化等を図り、すべての皆さんの幸福(well-being)を満たせるように精力的に活動します。森田教授をはじめ、今後も地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください。
 なお、本件は2023年3月31日にAMEDのホームページに掲載されました。

<参考>
岡山大学病院バイオバンク

【本件問い合わせ先】
学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 生体情報科学分野
教授 森田瑞樹
E-mail:bilab◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.bilab.jp/

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