むくみを科学する先進リンパ学講座(形成外科)の品岡玲教授が、第31回日本医学会総会において医学上、優れた業績を上げた若手研究者を顕彰する「日本医学会奨励賞」を受賞し、4月23日に東京で受賞者講演を行いました。さらに外科領域受賞者5人の中から、審査の上、最優秀奨励賞に選ばれました。
日本医学会奨励賞は、日本医学会加盟142の分科会もしくは日本医師会から1~2人ずつの候補者が推薦され、その中から各領域(外科系・内科系・社会医学系・基礎系)から5人ずつ奨励賞が選出されます。さらに総会内で受賞者講演を行い『最優秀奨励賞』が各領域から1人が選出されます。品岡教授はリンパ浮腫の画像診断に関して研究しており、未知であったリンパ系解剖を新たな光イメージング技術で明らかにし、リンパ浮腫分野における画像診断法の標準化を行うなど多大な功績を挙げたことが最優秀奨励賞受賞につながりました。
品岡教授は受賞を受け「我々の研究で正確なリンパ浮腫診断を届けられるようになったことがうれしい。研究をさらに進め治療にもつなげていきたい」と話しています。
日本医学会奨励賞は、本邦医学会の若手研究者の振興を目的に日本医学会が設立しており、本学からの受賞者は初めてとなります。
【本件問い合わせ先】
むくみを科学する先進リンパ学講座(形成外科内)
教授 品岡玲
TEL:086-235-7214
むくみを科学する先進リンパ学講座(形成外科)の品岡教授が、第31回日本医学会総会で『最優秀奨励賞(外科部門)』を受賞
2023年05月17日