国立大学法人 岡山大学

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岡山大学における放射性物質の発見について

2023年07月31日

 このたび、下表のとおり、放射性同位元素等の規制に関する法律(以下「RI規制法」という。)及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(以下「原子炉等規制法」という。)に基づく適切な管理がされていない放射性物質が発見されました。
 これらの物質は、それぞれ、法令に基づいた科学的検査の結果、学内外への環境影響は確認されておらず、検査後速やかに法令に従った方法による管理、処分を行いました。
 なお、発見された放射性物質については、本学がRI規制法及び原子炉等規制法に基づき承認を得ている放射線施設の安全性が担保された保管庫等において法に則り厳正に管理するとともに、一部は原子力規制委員会(原子力規制庁)の指示に基づき専門業者への引き渡しを行っています。

No.発見期日発見場所物質の名称、発見時の状態
1.令和4年12月23日工学部6号館4階RI実験室ラジウム2本、密封
2.令和5年1月11日農学部Ⅰ号館3階実験室酢酸ウラニル2本、開封
年末年始に続けて発見されたため、急遽、全学調査を実施(令和5年2月~)
以下は全学調査により発見された放射性物質
3.令和5年3月3日医学部基礎医学棟1階研究室酢酸ウラニル1本、開封
4.令和5年3月20日理学部コラボレーションセンター棟6階実験室
ラジウム1本、密封
カドミウム1本、密封

【学長コメント】
 このたび、岡山大学において、RI規制法及び原子炉等規制法に基づく適切な管理がされていない放射性物質が発見されました。発見された放射性物質による環境や人体への影響はありませんが、このような事態が発生したことにより、地域住民、関係者、在学生及び教職員の皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたことを心より深くお詫び申し上げます。
 今後、放射性物質の管理をさらに徹底するとともに、再発防止に努めていく所存です。


【本件についての問い合わせ先】
国立大学法人岡山大学研究協力部研究協力課 
電話:086-251-8410

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