国立大学法人 岡山大学

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科学の未来を担う中学生・高校生を対象に「岡大ジュニアアカデミー」を開催!

2023年08月18日

 岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室は7月29日、8月2日に「岡大ジュニアアカデミー」を開催しました。同室は、未来を担う中学生・高校生が研究者と接しながら、学問や最先端の研究を身近に感じ、科学に対する興味を持ってもらうことを目的としたイベントを毎年開催してきました。今年度はより身近に感じてもらえるよう「岡大ジュニアアカデミー」と名称を変更し、開催しました。
 同イベントは、最先端の研究の内容を実際に体験する「サイエンス・トライアル」、ライブ形式のトークイベント「チャットルーム」、女性研究者が最先端の研究成果を紹介する「セミナールーム」の3部で構成。
 7月29日には学術研究院環境生命自然科学学域の御輿真穂助教と学術研究院医歯薬学域の日浅未来講師を講師として「サイエンス・トライアル」を開催しました。岡山県内外の中学生・高校生30人と保護者17人、合計47人が参加し、ダンゴムシを使った交替性転向反応を観察しました。参加者は「最初に曲がる方向は決まっている?」、「曲がり角を増やしたらどうなる? 」、「迷路を長くしたり、暗くしたらどうなる?」といった疑問をもとに、仮説をたてながら迷路を作り、実際にダンゴムシの行動を確かめながら夢中になって実験をしていました。参加者からは「大学でどんな実験をしているのかイメージできた」「理系の研究をする学部に行きたい」等、大学への興味・進路選択の参考につながったとの感想が多く寄せられました。
 同日午後には、御輿助教に加え、惑星物質研究所の増野いづみ助教(特任)、学術研究院環境生命自然科学学域の前田恵准教授、根本理子准教授ら本学の女性研究者4人を講師として「チャットルーム」を開催。中学生・高校生、保護者ら14人が参加しました。最初に女性研究者4人の自己紹介と研究内容の紹介があり、その後、参加者からの質問に対し、女性研究者から自身の経験・体験に基づきアドバイスがありました。参加者からは「大学や学部について、質問や話を聞かせていただけてとても嬉しかった」、「数学が苦手でもこれから頑張ろうと思った」等の感想が寄せられました。
 8月2日には、チャットルームと同じメンバーを講師として「セミナールーム」を開催。中学生・高校生、保護者ら23人が参加しました。研究紹介後の質問タイムでは、研究内容の質問や大学生活のことなど、様々な質問がありました。参加者からは「工学部のいろいろな研究室にもっと訪問して実際に目で見てみたいと思った」、「興味ある大学でどんな研究をしているのか、こういう場で知ることができてとても楽しかった」、「大学の実感が湧いた」などの感想が寄せられました。

ダイバーシティ推進本部WEBサイト 岡大ジュニアアカデミー活動報告
https://www.okayama-u-diversity.jp/event/news/11129/

【本件問い合わせ先】
ダイバーシティ推進本部男女共同参画室
TEL:086-251-7011

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