8月3日、文部科学省研究開発局の林孝浩審議官と奥篤史原子力課長が、本学惑星物質研究所を訪問しました。今回の視察は、惑星物質研究所がある鳥取県三朝町で開催された「第66回キュリー祭」記念式典への来訪に伴い実施されたものです。本学からは、那須保友学長、袖山禎之理事(財務・施設担当)が出席しました。
芳野極所長から研究所の概要や研究活動、那須学長から本学の取り組みなどを説明し、質疑応答・意見交換が行われました。
研究室視察では、同研究所の小林桂教授から、小惑星リュウグウから採取した試料の総合解析の研究成果に基づき、小惑星リュウグウの進化と起源並びに研究の将来像について説明を行いました。続いて、芳野所長から、最先端の高温・高圧実験についての説明があり、油圧制御に加えてサーボモーターによる精密制御もされる世界で唯一の六軸加圧式川井型超高圧発生装置(6UHP)や一軸加圧式川井型超高圧発生装置(USSA-5000)といった多様な超高圧発生装置並びに研究試料を視察しました。
今回の視察を通じ、研究分野を超えた統合的な研究の推進や研究成果の社会実装化など、今後の研究活動について活発な議論が行われ、本研究所の様々な活動を広める貴重な機会となりました。
【本件問い合わせ先】
惑星物質研究所事務部庶務担当
TEL:0858-43-1215
E-mail:wakusei-syomu◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置きかえています。
文部科学省研究開発局審議官・原子力課長が惑星物質研究所を視察
2023年08月31日