本学名誉教授で認定NPO法人「日本・ミャンマー医療人育成支援協会」理事長の岡田茂氏が、地域社会の発展に貢献した個人を顕彰する「三木記念賞」を受賞しました。9月1日には、ルネスホール（岡山市北区内山下）で授与式が行われました。
　1987年に国際協力機構（JICA）の派遣医としてミャンマーの医療支援に携わり、現地でまん延していたＣ型肝炎の予防対策に尽力。2003年に本学医学部長に就任後も支援を継続し、定年退職後の2006年に同NPOを立ち上げ、診療所の開設や医師らの研修の受け入れなどの支援を進めてきました。
　授賞式では、伊原木隆太知事から表彰状などを受け取りました。岡田名誉教授は「思いがけないことで大変ありがたいく感じている。これからも支援の輪を広げていきたい」と喜びと抱負を語りました。

　同記念賞は故・三木行治岡山県知事が受賞したアジアのノーベル賞といわれているマグサイサイ賞の賞金などを基に1968年に創設。有識者でつくる審議会が、公募で推薦された候補者から選考した。今年度までの受賞は岡田氏を含めて232人となる。

岡山県三木記念賞及び同助成金

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