8月15日~17日に「令和5年度安来節全国優勝大会」が開催され、本学邦楽部の福本唯央那さん(法学部3年)が、一般・准師範・絃の部で見事優勝しました!福本さんの師匠にあたる方も一般・師範・絃の部で優勝し、師弟でダブル優勝となりました!
本大会には全国6ブロックの厳しい予選を突破した619人が参加し、2級から師範までの階級と種目に分かれ、日本一を目指して妙技を競いました。
優勝した福本さんは、今回の結果を受け「中学1年生で安来節を始めてから、日々の練習と学業の傍ら、地元を中心に老人ホームへの慰問演奏や敬老会、様々なイベントに多数出演してきました。コロナ禍における各地の演芸活動の中止や3年間に及ぶ全国大会の中止、安来節保存会会員の大幅な減少など、厳しい状況が続いていましたが、日々の自己研鑽に加え、これまで活動に関わってくださった多くの方々のお陰で成し得た結果だと思っています」と話しました。
安来節は島根県安来市で生まれた300年以上の歴史を持つ民謡で、年に一度、安来節の継承と普及を目的に安来節保存会が全国優勝大会を開催してきました。令和2年から新型コロナウイルスの影響で3年間大会が中止となり、今回は4年ぶりの開催となりました。
そんな環境の中で、日々の努力を惜しまず練習を続けてきた結果が今回の優勝につながりました。安来節の未来を担う福本さんの姿は、多くの人々に感動と笑顔を届けました。
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本学邦楽部の福本さんが安来節全国大会で優勝!
2023年09月05日