岡山大学ホームカミングデイ2023の一環として、10月21日に第6回金光功労賞授賞式および第3回金光奨励賞授賞式を創立五十周年記念館金光ホールにて執り行いました。
第6回金光功労賞は、本学資源植物科学研究所の馬建鋒教授が受賞しました。馬教授は植物栄養生理学を専門とし、作物のミネラル輸送機構の解明について様々な業績を上げており、今後も安全なコメの生産に寄与することが期待されています。また、その業績は岡山大学の評価と世界的なプレゼンスの向上に大いに貢献していることから、この度の受賞となりました。
また、第3回金光奨励賞の受賞者には、総合技術部の中村有里技術専門職員、総務・企画部大学改革推進課、およびアプリ内製によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進チームが選ばれました。中村氏は学生への実験指導や産学官の共同研究に技術を提供し、国際化学実験教室や国際高大連携事業の主催などにも取り組んできました。総務・企画部大学改革推進課は、関連部局との協働関係の深化や大学経営の機能強化に取り組んできました。アプリ内製によるDX推進チームは、業務アプリの開発や業務フローの最適化に貢献しました。これらの取り組みが評価され、受賞に至りました。
那須保友学長から受賞者に表彰状および顕彰金目録が授与され、故金光富男氏への謝辞と受賞者への祝辞が述べられました。岡山大学Alumni会長の小長啓一氏からも故金光富男氏の寄付による貢献への感謝の言葉が述べられ、受賞者に対してお祝いの言葉が贈られました。
授賞式の後には、馬建鋒教授による「金光功労賞」受賞記念講演が行われ、最先端の研究内容に対する聴衆の関心が高まりました。
※「金光功労賞」は、篤志家の故金光富男氏(本学2期卒業生・本学名誉会員)のご厚志によるご寄付に基づき、本学や社会に貢献し、顕著な功績や善行のあった同窓生および教職員(退職者を含む)を対象に選考を行い、顕彰するものです。
同じく「金光奨励賞」は、本学や社会に貢献し、顕著な研究成果等を上げた同窓生又は教職員、他の教職員の模範となるような実践により特に顕著な成果を上げた同窓生又は教職員(いずれも団体を含む)を対象とし顕彰するものです。
【本件問い合わせ先】
総務・企画部総務課学都基金室
TEL:086-251-7009
第6回金光功労賞授賞式、第3回金光奨励賞授賞式を執り行いました
2023年10月25日