3月16日、本学教職大学院は岡山県教育委員会、岡山市教育委員会の後援のもと、「教育実践フォーラム2024」を開催しました。教職大学院の修了者や、大学院生・学部生のほか、岡山県内外の現職学校教員、教育委員会関係者など、対面で約40人、オンラインでは約20人が参加しました。
第1部の基調講演では、学術研究院教育学域の佐藤曉教授が「対話と協力を生み出す協同学習:一人ひとりをケアする授業づくり」をテーマに、すべての子どもをケアする(子どもの弱さを肯定も否定もせずに引き受ける)授業実践に向けて、子ども同士の対話や協力を生み出す「協同学習」の考え方について話しました。
第2部では、本学教職大学院の修了生である岡山県立笠岡商業高等学校の内野祐司教諭、笠岡市立大島中学校の小橋典明教諭・古賀綾子教諭、岡山大学教育学部附属小学校の磯野嵩教諭の4人が「教職大学院での学びと教師としての成長」と題してミニ講演を行いました。それぞれの教諭が、教職大学院での学びと経験を学校現場で活用し、実践に取り組んでいる様子が伺えました。
その後のラウンドテーブルでは、現在の学校現場の課題との向き合い方や教職大学院での学びが現場での教育実践にどのように繋がっているのかについて、参加者が熱く語り合い、日々の教育活動を振り返る姿が見られました。参加者にとって有意義な気づきと学びの場となりました。
本学教職大学院では、今後も学校教育に関する知識の更新・深化に資するイベントの開催、広く学校関係者の皆様との交流と継続的な学びの機会を創出していきます。またのご参加を心よりお待ちしております。
【本件問い合わせ先】
岡山大学教育学系事務部教職情報サポート室
TEL:086-251-7635
E-mail:o-kyousyoku◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
「岡山大学教職大学院 教育実践フォーラム2024」を開催
2024年03月22日