研究推進機構・中山雅敬教授の提案課題がJST「大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」に採択
2024年03月27日
3月22日、本学研究推進機構の中山雅敬教授が提案した課題「慢性腎臓病腎機能改善薬の国際展開に向けた研究開発」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」に採択されました。
本プログラムは、大学等発の技術シーズを核にして、社会・経済に大きなインパクトを生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルのあるディープテック・スタートアップの創出を目的とするもので、最長3年程度の期間で総額として原則3億円程度の研究開発費の支援が受けられます。
中山教授は、腎臓のポドサイトの障害による慢性腎臓病・ポドサイトパチーに対して、新たに解明されたメカニズムをもとに腎機能を回復する薬剤の研究開発を進め、その国際展開を図るスタートアップの設立を目指すことを提案し、32件の応募課題の中から6件の採択課題の一つに選ばれました。
今回の採択を受け、中山教授は「私たちの取り組みを高く評価してくださった方々に大変感謝いたします。腎疾患はアンメットメディカルニーズの高い領域です。本プログラム採択をきっかけに、腎疾患克服に向けた私たちの取り組みを加速させていきたいと考えております」とコメントしています。
なお、本事業による研究は2024年4月から開始される予定です。
○中山教授が登壇するセミナー「スタートアップ成功を目指して ~スタートアップ事例とGAPファンドの紹介~」を2024年4月18日(木)に開催します。
奮ってご参加ください。
○本学では、イノベーションマネジメントコア(IMaC)ベンチャー支援フィールドが窓口となり、技術シーズ・ビジネスプランの事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関するさまざまな支援を行っております。ベンチャー企業設立にご興味をお持ちの教職員・学生の皆さんは、どうぞお気軽にご相談下さい。
HP:岡山大学ベンチャー支援サイト
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