国立大学法人 岡山大学

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大学と企業が連携し自動車関連技術の研究開発を加速する「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)が令和5年度第2回総会を開催

2024年03月29日

 本学と岡山県は3月22日、「おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム」(ACCEL)の令和5年度第2回総会及び成果発表会を、本学津島キャンパス自然科学研究科棟で開催しました。岡山県の「大学と連携した地域産業振興事業」としては最終年度となる今回は、会場参加のみで実施し、ACCEL会員である企業、大学等の高等教育機関などから44人が参加しました。
 総会では、ACCEL会長である本学学術研究院環境生命自然科学学域の大橋一仁教授が議長となり、令和5年度の事業実施結果の報告等が行われました。
 総会後の成果発表会では、令和5年度にACCELで活動した5つのワーキンググループがFRP材の新工法、高張力鋼板の成形性CAE精度向上、ゴム材料の新機能開発、工場のDXに向けた知識技術向上、金属材料強度・信頼性研究など、自動車部品や製造に関係する幅広い分野にわたる成果について発表し、参加者は熱心に耳を傾けました。
 また、令和6年度以降に実施予定のイノベーション創出に向けた取り組みに関して岡山県から説明があり、方向性としてこれまでの活動成果をより飛躍させていくことを会員と共有しました。
 ACCELでは、引き続きワーキンググループとしての活動を継続しながら、イノベーション促進活動に取り組んでまいります。

○ACCELは、岡山県「大学と連携した地域産業振興事業」の一環として、自動車技術に関する共同研究を目指す企業と大学等の研究者などが集い、多面的な連携を行う「共創の場」として本学に設置。自動車軽量化、部品加工高度化を中心とした要素技術全般を対象とし、共同研究の促進を図っています。岡山県内の自動車産業に関係する企業・研究者の研究開発を加速(アクセラレート)する存在になれるようにとの願いを込め、英語名称「OkAyama Co-creation Consortium for automotive ELemental technology」から取った「ACCEL」(アクセル)を通称としています。
 
ACCELの活動状況は、ホームページでも順次紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。


【本件問い合わせ先】
ACCEL事務局(研究協力部産学連携課 産学連携支援グループ)
TEL:086-251-8466
Email:accel-info◎okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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