本学歯学部歯学科は、公益財団法人大学基準協会（JUAA）による歯学教育評価を受審し、「基準に適合している」との認定を受けました。認定期間は今後7年間です。
　大学基準協会（JUAA）による評価事業は、「会員の自主的努力と相互的援助によって、わが国における大学の質的向上を図る」（公益財団法人大学基準協会定款第3条）という目的に基づいて行われます。そして、歯学教育評価では、より具体的に以下の2つの目的を掲げています。
　①歯学教育に関する基準の適合判定を行うことにより、当該歯学教育課程の質を社会に対して保証すること
　②評価結果の提示やアフターケア等を通じて、当該歯学教育課程の質の維持及び向上を継続的に支援すること
　2021 年度より歯学教育評価が開始され、本学歯学部歯学科は、この度初めて歯学教育評価を受審し、基準に適合していることが認定されました。
　自己点検による評価を行った後、2023年5月～9月にかけ、先に大学基準協会（JUAA）に提出した自己点検評価書をもとに、書面評価を受けました。また、2023年10月3、4日に、大学基準協会（JUAA）から派遣された6人の評価員による実地調査を受けました。自己点検評価書による書面評価と実地調査の結果、4月1日付けで、本学歯学部歯学科が実施している歯学教育の質が基準に適合していることが認定され、そのことを証明する認定証が届きました。
　今回の歯学教育評価で、本学歯学部は適合認定を受けましたが、社会の変化に応じて、歯学部にも継続的な自己点検、改善が求められることから、今後も教育プログラムの実施状況を振り返り、自ら問題点を見つけ、外部評価の判定を基に教育の質を改善して行かねばなりません。本学歯学部歯学科では、今回の評価報告書に記載された特色ある取り組みや工夫といった点をさらに伸ばすとともに、検討すべき課題の改善に向け、継続して自己点検・評価活動に取り組んでいきます。


【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ歯学部担当
TEL：086-235-6627