本学と大学間協定を結ぶインドネシア・ガジャマダ大学工学部土木工学科のアハマド・リファイ准教授と同大学の学生2人が12月5日から4日間の日程で、本学を訪れ、環境学研究科で竹下祐二教授と小松満准教授の指導により土質試験法や地盤調査技術の研修を行いました。
大学間協定は2009年11月に締結。本年度は政府開発援助ユネスコ活動費補助金を活用し、アジア太平洋諸国との大学・行政機関連携による持続可能社会構築事業の一環でインドネシアにおける土砂災害防止技術の支援に取り組んでいます。8月には竹下教授ら4人がガジャマダ大学を訪問し、現地視察と調査を実施。今回の来岡で3人は、原位置および室内土質試験方法やセンサー技術の修得などに励みました。
研修に先立ち、3人は阿部宏史理事(教育担当)と荒木勝理事(社会貢献・国際担当)を表敬。これまでの成果や今後の研究協力の在り方などについて話し合いました。
同事業では、ガジャマダ大学のほか、ベトナムのハノイ大学、フエ大学とも科学協力事業を実施しており、気候変動と人口増加による棚田地域への影響について調査・研究を行っています。
写真説明:阿部理事(右)と荒木理事(右から2人目)を表敬したリファイ准教授(中央)ら=12月5日
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(11.12.07)