国立大学法人 岡山大学

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那須学長らがUNCTAD、WHO、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部を訪問

2024年06月10日

 4月16日、国際会議出席のためスイス・ジュネーブを訪問した那須保友学長、狩野光伸副理事(SDGs・ダイバーシティ&インクルージョン担当)・副学長(未来人材創生・附属学校園担当)ら一行が、同市内の国連貿易開発会議(UNCTAD)、世界保健機関(WHO)、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部を訪問しました。
 UNCTADでは、本学と共同で運営する人材育成プログラムの今後の展開について、シャミカ・シリマンUNCTADテクノロジー・ロジスティクス局長らを表敬訪問し、意見交換を行いました。特に、本学との共同プログラムである、短期プログラム「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」について、現行のアフリカ及びASEAN諸国から対象地域を拡大させていきたいことや、将来的には産業界とも連携し、より充実したプログラム内容へと発展させていきたいこと等の点で双方の考えが合致することを確認しました。
 WHOでは、厚生労働省から派遣されている中谷祐貴子事務局長補を表敬訪問しました。現在のWHOでの業務や、過去に新型コロナウイルスワクチンの接種推進を担当されていた経験談のほか、岡山県保健福祉部長として岡山に滞在した当時の話にも及び、国連機関での重責を担い、世界の第一線で活躍されている姿に、一同、感銘を受けている様子でした。
 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の尾池厚之特命全権大使への表敬訪問では、前述のUNCTADとの共同プログラムを、国連機関との直接的連携として推進していること等を紹介するとともに、アカデミアとして、政治や紛争といった要素に縛られることなく、自由な発想で交流を実施できる立場にある大学が、今後、世界規模の課題解決に向け、貢献できる側面があることについても言及しました。
 今後も、本学の特徴的な取り組みである国連をはじめとした国際機関との直接的連携を通じ、優秀な外国人留学生・研究者の獲得など人材育成の推進に積極的に取り組んでまいります。


【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL: 086-251-7036

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