本学大学院自然科学研究科は11月10日、「第1回実践的キャリア形成演習シンポジウム」を開催し、大学院生や企業関係者、教職員らが演習の成果発表と課題の検討を行いました。
　五福明夫・自然科学研究科教授が、総括的な報告と演習の目的・進め方などについて説明した後、瀬戸内圏の製造業やＩＴ関連会社など7つの企業・機関でインターンシップを行った大学院生が演習内容についてプレゼンテーションを行いました。ポスターセッションでは、グループごとに詳しい成果発表が行われ、参加者との間で活発な質疑応答が行われました。
　本シンポジウムは、実践力あるエンジニアを育成するため、水島地区を中心とする企業との連携により、平成18年度から22年度の5年間にわたり取り組んできた「産学連携による実践型人材育成事業」から発展。工学系・博士前期課程の学生に対して今年度から新たに開講した「実践的キャリア形成演習」の一環として開催しました。
　本シンポジウムに先立ち、今年度、企業への就職が内定した大学院生による就職活動報告会が開催され、参加した学生達は興味深く聞き入っていました。

＜写真＞ポスターセッションで参加者らに演習の成果を発表する大学院生（右から2人目）

【本件問い合わせ先】自然系研究科等学務課学務企画グループ
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(11.12.09)