国立大学法人 岡山大学

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岡山大学公開講座「池田家文庫『信長公記』の時代とデジタル化された古文書の世界」を開催

2024年11月22日

 本学は11月14日、岡山大学創立五十周年記念館金光ホールで、「池田家文庫『信長公記』の時代とデジタル化された古文書の世界」を開催しました。このイベントは、デジタル化した「池田家文庫」約1万点を2023年11月に国文学研究資料館「国書データベース」が公開したことを記念して開催したもので、イベントには140人が参加しました。
 まず、小和田哲男静岡大学名誉教授が、「『信長公記』の時代と池田氏」と題し、本学所蔵の「信長公記」に見られる池田家の記述を中心に、近年の研究成果を交えて基調講演を実施。続けて、小野田伸前岡山シティミュージアム館長が、「地域資料としての池田家文庫」と題し、岡山市と岡山大学の協働による池田家文庫の保存と活用について講演しました。さらに、本学学術研究院社会文化科学学域の東野将伸准教授が、「古文書のデジタル化・データ公開とその活用」と題し、岡山大学における池田家文庫史料のデジタル公開の状況や他機関の事例について講演しました。これらの講演や会場ロビーで行った「信長公記」レプリカ等の池田家文庫関連展示を通して、本学が進めている池田家文庫のデジタル画像公開事業に多くの参加者の関心が集まりました。
 講演中、参加者らは、登壇者の多彩な話に熱心に聞き入っている様子で、「お聞きしたかったことを聞くことができ、とてもすばらしい講座でした」「池田家文庫についてもっと知りたいと思いました」といった感想が寄せられるなど、好評のうちに終了しました。
 なお、「国書データベース」で公開されている岡山大学附属図書館所蔵の池田家文庫の画像はこちらからご覧いただけます
          
【本件問い合わせ先】
岡山大学附属図書館 学術情報サービス課 調査相談グループ
E-mail:fbg7322◎adm.okayama-u.ac.jp
(◎は@へ置き換えてください)

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