本学と山陽新聞社は1月12日、教育に新聞を生かすNIE活動の推進などを盛り込んだ包括的連携協力に関する協定を結びました。大学の人的資産や研究資産と新聞社の記事編集機能を融合させ、地域社会の発展に寄与することが期待されます。
本学で調印式があり、越宗孝昌社長と森田潔学長が協定書に署名。森田学長は「地域とともに国際的で美しい大学を目指す。本学の教育・研究成果を社会に還元するため、社会的教養と記事編集機能を存分に発揮してもらいたい」とあいさつ。越宗社長は「地域社会の発展を願う思いは同じ。双方の連携を深め、岡山を世界にアピールするきっかけに」と述べました。
同社は既に、教養教育科目の講義などに社員を派遣しているほか、講義の中で行われるスポーツ新聞の発行にも協力。2012年度からは、新聞を使った教育の向上をさらに推進するため、教育学部に新設する「教育における新聞活用の理論と実際」の講義にも講師を派遣します。また、2010年からは情報発信力向上などを目指し、人事交流も行っています。
本学と企業などとの包括協定は今回で27件目です。
<写真>協定書への署名を終え、握手を交わす越宗社長(右)と森田学長
【本件問い合わせ先】総務・企画部企画・広報課 TEL:086-251-7292
(12.01.13)