日中韓「キャンパス・アジア」スタートアップコンファレンスを開催
2012年03月07日
本学、中国・吉林大学、韓国・成均館大学校の3大学が連携し、世界を舞台に活躍できる人材育成を目指す「キャンパス・アジア」事業がスタートし、3月3日、岡山市内のホテルでスタートアップコンファレンスが開催されました。
3大学が取り組む「東アジアの共通善を実現する深い教養に裏打ちされた中核的人材育成プログラム」が、文部科学省「平成23年度大学の世界展開力強化事業(タイプA「キャンパス・アジア」)」に採択され、実現しました。
コンファレンスには3大学の学長、副学長、教職員のほか、地元経済界、自治体、同事業採択大学などから関係者ら約100人が出席。記念式典で本学の森田潔学長は「日中韓3カ国間の価値観や文化の相違を越え、共通の大きな目的を目指しており、本学にとっても真の国際化への第一歩になる」とあいさつ。金峻永成均館大学校総長、呉振武吉林大学副学長もそれぞれ意気込みを語りました。
プログラムマネージャーの田口雅弘社会文化科学研究科教授が、互いの大学への出張講義や3カ国の学生が一同に集まり議論するワークショップの開催といったプログラムを説明。構想責任者の荒木勝副学長が基調講演で「東アジア人に受け入れられやすい独自の教育方法の構築が求められている。深い連帯感と共通の教養を養成する」と述べ、本事業を学内外にアピールしました。
関係教職員による全体会議と分科会も開かれ、意見交換を通じ本プログラム推進の気運を高めました。
<写真>記念式典であいさつする森田学長
<写真>記念式典で意気込みを語る金総長
<写真>関係者を前にあいさつする呉副学長
【本件問い合わせ先】国際センター事務室 TEL086-251-7044
(12.03.07)