9月1日付でリサーチ・アドミニストレーター(URA)が着任したのを記念し、本学教育研究プログラム戦略本部は9月21日、本格的な「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学」を目指す本学の今後について考える「URAキックオフシンポジウム~新たな研究の展開を目指して~」を創立五十周年記念館で開催しました。
既にURAを導入している早稲田大の松永康・研究戦略センター准教授が基調講演。URAが専門職として定着している米国の実例や日本版URAに求められている能力、早稲田大におけるURAの活動事例を紹介しました。続いて本学の山本進一・研究担当理事が講演し、大型プロジェクト研究に向けた戦略構築など、URAが力を発揮するべきテーマについて説明し、今後、他大学にはない「岡山大学の独自性のあるURA」として活動することへの期待を語りました。
渡邊裕・研究推進産学官連携機構副機構長を進行役に「岡山大学URA活動のこれから」をテーマにパネルディスカッションも実施。則次俊郎・自然科学研究科長と成瀬恵治・医歯薬学総合研究科研究開発委員会委員長が研究者の立場から「研究者の研究とその成果がより広く社会で活用される体制作りを」と訴え、沼口徹・シニアURAと古矢修一・シニアURAは「岡山大学におけるURA」として、今後力を入れていく分野について説明しました。
<写真>本学のURA活動について話し合ったパネルディスカッション
【本件問い合わせ先】
教育研究プログラム戦略本部URA執務室
TEL:086-251-8919
(12.10.01)