国立大学法人 岡山大学

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独立行政法人医薬品医療機器総合機構と連携大学院協定を締結

2012年11月21日

 本学と独立行政法人医薬品医療機器総合機構(東京、PMDA)は11月14日、教育研究の一層の充実を図り、相互交流を促進するため「教育研究についての連携・協力に関する協定」(連携大学院協定)を締結しました。協定を機に、本学では臨床試験や薬事に関する知識を習得した医療人材育成を推進します。
 PMDAは、医薬品や医療機器などの品質・有効性・安全性などの審査承認、市販後の安全対策、医薬品の副作用などの健康被害に対する迅速な救済などを行う機関です。協定締結に伴い、2013年度から本学大学院医歯薬学総合研究科に連携講座「レギュラトリーサイエンス学分野」を新設。PMDA職員を客員教員として迎え講義を実施します。また同研究科の学生を修学職員としてPMDAに派遣、承認審査や安全対策業務等に従事させることで、医薬品開発などに関する知識を習得します。
 本学津島地区で行われた調印式では、森田潔学長と近藤達也PMDA理事長が協定書にサイン。「今後さらに連携を深めよう」と述べ、固く握手を交わしました。
 協定締結を記念し、鹿田地区では近藤理事長による特別講演も開催。「日本の医薬品医療機器開発の進む方向性とレギュラトリーサイエンスについて」と題し、PMDAの今後の取り組みや中四国にネットワークを持つ本学への期待などを語りました。学生や教員、医療関係者ら約500人が詰めかけ、熱心に聴き入っていました。

【本件問い合わせ先】
医歯薬学総合研究科学務課 TEL:086-235-7986

(12.11.21)

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