山本進一研究担当理事らが11月13日、独立行政法人理化学研究所播磨研究所（兵庫県佐用町）が持つ大型放射光施設SPring-8（Super Photon ring-8 GeV）と国家基幹技術X線自由電子レーザー（XFEL）施設SACLA（SPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser）を視察し、石川哲也・同研究所播磨研究所所長（同研究所放射光科学総合研究センター長）と会談しました。
　本学では、世界最高性能の放射光を利用することで物質の種類や構造、性能などを詳細に解析することができるSPring-8との連携教育講座や研究活動を積極的に実施。X線自由電子レーザーによって原子や分子の瞬間的な動きを観察できる施設「SACLA」においては、本学大学院自然科学研究科（理学部）の沈建仁教授らの光合成研究グループが、2012年の供用開始第1号「First SACLA User Group」に選出されています。
　今回の視察には山本理事のほか、沈教授、古矢修一URA、佐藤法仁URAの3人が参加。関連施設を訪れ最先端設備について説明を受けたほか、今後SPring-8/SACLAに最も近い総合大学である本学と両施設との研究推進・連携の在り方について、石川所長ら関係者と話し合いました。

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(12.11.13)