本学地域総合研究センター(AGORA)は2月27日、「学都創成に向けて~地域資源としての大学の役割~」をテーマに、平成24年度成果報告会を創立五十周年記念館で開催しました。平成23年11月の設立以来初となる成果報告会で、大学と地域の連携に関する学術研究をはじめ、学生や教職員が地域の人とともに活動する「まちなかキャンパス事業」の取り組みについて発表しました。
学生や教職員、経済界や行政、NPOの関係者ら約150人を前に、森田潔学長が自身のビジョンとして掲げている「美しい学都」創成について、「AGORAの活動に期待している」とあいさつ。オープニング発表として「防災まちづくりプロジェクト」について報告した大学院環境生命科学研究科の氏原岳人助教は、自然災害への防災意識が薄いとされる岡山県民に対し行った津波避難に関する調査結果を発表し、「分析内容を今後地域へフィードバックしていきたい」と述べました。
教員6人が医療や教育、環境など4分野についての研究成果を発表。学生や大学職員12組が、地域が抱える課題の解決方策やまちづくりのアイデアを考え発信する「まちなかキャンパス企画」として、岡山市中心部の西川エリア活性化に取り組んだ事業などの活動報告を行いました。
報告の詳細については、地域総合研究センターのホームページをご覧ください。
//www.okayama-u.ac.jp/user/agora/report/index.html
【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター TEL:086-251-8491
(13.03.08)