本学研究推進産学官連携機構は4月12日、本学の研究者が学術研究成果をかんたんな言葉でわかりやすく説明する「第36回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催。高校生を含む一般の方118人が参加し、活発な議論が交わされました。
山本進一研究担当理事が「『リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学』の推進のため、積極的に研究のアウトリーチを行っていく」と開会挨拶した後、大学院教育学研究科の加藤内藏進教授が「多彩な季節感を育む日本の気候環境~季節の移ろいにも注目した文化理解教育との接点~」と題して講演。「季節の移ろい」に注目し、アジアモンスーンの影響を強く受けた日本の気候についての研究結果を紹介し、和歌や唱歌、絵画等に表現された季節感との関わりについても説明しました。
岡大サイエンスカフェは、研究者と参加者が気楽な雰囲気の中、対話を通じて科学を身近に感じてもらい、大学と地域社会との連携を深めていくことを目的に開催しています。
次回は6月18日、大学院自然科学研究科の呉景龍教授が「認知症の早期発見と認知神経科学」をテーマに講演する予定です。
岡大サイエンスカフェ:http://www.orpc.okayama-u.ac.jp/event/sciencecafe_01.html
【本件お問合わせ先】
研究推進産学官連携機構 研究推進本部
TEL:086-251-7112
第36回岡大サイエンスカフェを開催
2013年04月16日