本学大学院自然科学研究科の押木俊之講師と異分野融合先端研究コアの金原正幸助教（特任）（本学発ベンチャー企業、株式会社コロイダル・インク代表取締役社長）は5月22日、平成25年度村川技術奨励賞を受賞しました。
　同賞は、地方振興事業を手掛ける山陽技術振興会が、岡山県を中心とする隣接地域の企業や学校などに所属し、科学技術の研究開発や事業活動の発展と促進に貢献が期待される成果を上げた研究者らを表彰するもので、平成１７年から毎年授与されています。
　押木講師は、世界初の実用触媒技術となる「新用途向けグレードの石油樹脂を提供する新たな触媒技術」を開発。石油樹脂の活用範囲を大幅に拡張する革新性が高く評価されました。金原助教（特任）は、対象物に塗って乾燥させるだけで導電性金属膜の作成が可能な「常温導電性金属ナノインク」を開発し、プリンテッド・エレクトロニクスにおける有用性が高く評価されました。

【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科　講師　押木俊之
TEL：086-286-8035
異分野融合先端研究コア　助教（特任）　金原正幸
TEL：086-251-8715

(13.05.27)