8月26日~9月1日、米国テキサス州で開かれた「第31回世界ジュニアパワーリフティング選手権大会」の男子66㎏以下級で、本学の西村義人さん(医学部5年)が「スクワット(S)」、「ベンチプレス(B)」、「デッドリフト(D)」、「トータル(T)」の4部門すべてで金メダルを獲得しました。同大会のすべての部門で金メダルを獲得するのは日本人男子初の快挙です。
世界28カ国から19~23歳までの選手212人が参加。それぞれの階級で挙上重量を競いました。西村さんは一昨年、昨年に続いて3回目の出場。2大会とも準優勝しており、「今年こそは完全優勝を」との意気込みで大会に臨みました。大会では、「ベンチプレス(B)」の世界記録210.5㎏に挑戦。更新することはできませんでしたが、5月の日本大会時を上回る記録を次々に出し、圧倒的な実力を見せつけました。西村さんは、「今後はジュニアの枠におさまらず、一般の世界大会でも優勝できる実力をつけたい」と話しています。
女子57㎏以下級に出場した寺本安佳里さん(法学部3年)は、8位と健闘。初出場ながら体格差のある外国人選手を破り、日ごろの練習成果を発揮しました。
○大会結果
男子66kg級 西村義人 S.275㎏(1位)/B.192.5㎏(1位)/D.260㎏(1位)/ T.727.5㎏(1位)
女子57kg級 寺本 安佳里 S.120㎏/B.70㎏/D.132.5㎏/T.322.5㎏
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(13.09.03)