本学リサーチ・アドミニストレーター（URA）執務室は、岡山大学の研究力を広く社会に発信する方策を考えるワークショップ「研究広報戦略ワークショップIV －Top Journal を利活用したサイエンスコミュニケーション術－」を5月21日、本学本部棟で開催しました。
　世界的に有名な学術雑誌を発行しているNature Publishing Groupの米山ケイトディレクターと藤原由紀マネージャーが、トップジャーナルを利活用した最新のサイエンスコミュニケーションやブランディングについて講演。主要科学雑誌に論文を投稿するためのテクニックや「Nature Index」（9月に発行予定の主要科学誌のグローバルランキング）における研究評価などをわかりやすく説明しました。米山ディレクターは、優れた研究者がいるのに知られていない大学や研究機関の現状を、独自の調査結果を示しながら紹介。世界に向けたブランディングの重要性を強調し、参加した学生や教職員ら約30人と熱心に対話しました。
　ワークショップに続いて、米山ディレクターと藤原マネージャーは、本学の山本進一研究担当理事、古矢修一研究担当副理事らと国際研究広報について意見交換を行い、今後も密に情報交換を行うことを確認しました。
　本学では、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ（研究大学）：岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、今回のワークショップの成果も研究大学運営に積極的に活かしていきます。

研究広報戦略ワークショップI －革新的イノベーション創出を生み出す研究広報とは－
研究広報戦略ワークショップII　－記者と共に革新的光技術のイノベーション創出を探る－
研究広報戦略ワークショップIII　－研究広報におけるロゴタイプの役割と活用－

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター（URA）執務室
TEL：086-251-8919

(14.05.23)