岡山大学国際センターと岡山コヤマダ国際協会は5月28日、鹿田キャンパスのJunko Fukutakeホールで、駐日オーストラリア大使・ブルース・ミラー氏の講演会を開催しました。学生、市民ら約200人を前に、オーストラリアの文化や経済、日豪関係の今後の展望について話しました。
ミラー氏は、17歳の時に日本に留学。1986年、豪・外務貿易省に入省後、92年には在日オーストラリア大使館一等書記官に着任しました。これまでに10年以上の日本滞在経験があります。
この日も流ちょうな日本語で、オーストラリアの歴史や好調な経済、親しみやすい国民性などを紹介。同国の大学生のアジア・太平洋地域への留学推進策に取り組んでいることにも触れ、「日豪双方で留学が行われることで、研究交流、異文化理解につながってほしい。日本の学生も、世界に目を向けてくれることを期待しています」と語りかけました。
日本については「古い友人や第二の古里と呼べる地域もある。日豪関係には、職業の枠を超えて、個人的な深い思い入れがある」とも話しました。
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(14.05.30)