本学研究推進産学官連携機構は8月20日、創立五十周年記念館で、本学の研究者が研究成果を分かりやすく説明する第44回岡大サイエンスカフェ「地盤の地質と地震災害 -軟弱地盤の地質・厚さと地盤震動-」を開催しました。
大学院自然科学研究科の鈴木茂之教授が、関東大震災、兵庫県南部地震や南海地震などでの状況と被害を具体的に説明。地盤の地質によって地震波の周期が変わり、建物の固有周期に一致すると倒壊などの被害を生じやすいことや、軟弱地盤では地震波が増幅し、木造家屋の倒壊の可能性が高くなることなどを述べました。
市民ら123人が聴講。地盤の地質の測定や強化の方法などについて熱心に質問していました。
次回は10月14日(火)、大学院自然科学研究科の秦正治教授が「移動通信のこれまでとこれから」と題して講演する予定です。
岡大サイエンスカフェ
【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 研究推進本部
TEL:086-251-7112
(14.08.21)