本学大学院医歯薬学総合研究科の公文裕巳教授が、地域社会の発展に貢献した個人を顕彰する「三木記念賞」を受賞しました。9月1日には、岡山衛生会館「三木記念ホール」(岡山市中区古京町)で授賞式が行われました。
公文教授は、前立腺がんの新治療法研究に尽力。がん治療遺伝子「REIC(レイク)」を用いた新たながん治療薬の開発にも取り組んでいます。本学ナノバイオ標的医療イノベーションセンターなど、患者支援、先端医療推進を目的とする複数の組織のセンター長も兼任してきました。医療系ベンチャー企業の創出、医療関連企業の集積を目指す岡山県の「メディカルテクノバレー構想」では、医療・学術分野で中心的な役割を果たすなど、地域社会の発展に貢献してきました。
授賞式では、伊原木隆太知事から表彰状などを受け取りました。公文教授は「多くの協力者に支えられての受賞であることに感謝し、岡山発の新医療創造に向けてさらに精進いたします」と話していました。
【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科教授 公文裕巳
TEL:086-235-7284
(14.09.01)