本学は3月27、28日、産学官の第一線で活躍している方々を招いた「異分野融合による産学官イノベーション国際ワークショップ」を学内で開催しました。
昨年8月、文部科学省のCOI STOREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」に採択された本学は、イノベーション創出につながる様々な視察、意見交換・対話会などを実施。ワークショップは同事業の一環で行いました。
学生、教職員、企業・自治体関係者ら約100人が参加。同事業実施責任者を務める佐藤法仁リサーチ・アドミニストレーター(URA)が、シーズとニーズに結びつくための様々な対話や国際視察などの取り組みについて紹介。産学官の各分野の第一人者から話題が提供されました。
ワークショップでは、ビジネス視点に立ったシーズとニーズの取捨選択や、事業とその実行者との意識のずれを防ぐポイントなどについて議論。海外の事例として、マインツ大学(ドイツ)、トゥウエンテ大学(オランダ)の関係者が、国立大学で研究力を活かして、ビジネスで社会に貢献することの重要性について紹介しました。
本学は、社会とともに革新的イノベーションや高付加価値産業の創出を生み出せる「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」として研究力強化・推進を図っています。ワークショップで得た知見は、今後の研究力強化とイノベーション対話の活性に活かしていきます。
【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919
(14.03.29)