国立大学法人 岡山大学

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第2回URAインターナショナル・リサーチ・セミナー2014を開催

2014年11月20日

 本学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は11月12日、研究力のさらなるグローバル化促進・強化を目的に、「第2回URAインターナショナル・リサーチ・セミナー」を創立五十周年記念館で開催しました。
 フランス国立科学研究センター(CNRS)リサーチディレクターであり、材料・プロセス科学技術研究所(SIMaP)で所長を務めるミッシェル・ポンス(Michel Pons)所長が、「グルノーブル大学における材料・プロセス科学の研究について」と題し、同研究所で行われている多機能性材料の研究、開発について講演を行いました。物質の解析や製造といった原子レベルでの研究から、エネルギーや電子機器などに対する構造的・機能的適用性の検証といった実験までを連動させた研究活動を紹介。プラズマによる高純度シリコンの精製などを例に挙げ、広い視点に立った横断的な研究の重要性を話しました。
 本学からは大学院自然科学研究科の橋本英樹助教(無機材料学研究室)寺西貴志助教(無機物性化学研究室)異分野融合先端研究コアの仁科勇太准教授がそれぞれの研究を講演。ポンス所長や参加者らとともに、材料科学分野における最先端研究や国際共同研究連携のあり方などについて熱心に意見交換しました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した、「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。研究力のさらなる国際強化をはかるため、今回のセミナーでの取り組みを今後の研究大学運営に積極的に活かしていく予定です。
 セミナーは、本学の国際的な研究力強化と普及のため、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施しました。

第1回URAインターナショナル・リサーチ・セミナー2014://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id3699.html

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

(14.11.20)


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