本学は11月28日、本学の強みである医療系分野の研究成果について、革新的な基礎研究や臨床現場、医療産業等に結びつく成果を英語で情報発信するWebレター「Okayama University Medical Research Updates(OU-MRU)」をVol.3を発行しました。
2012年より本学では、研究成果や知的財産活動などを英語で情報発信するWebマガジン「Okayama University e-Bulletin」を年4回発行。国際科学雑誌「Science」を扱うAAAS(米国科学振興協会)のメーリングリストを利用し、世界の研究者等にニュースやトピックスを交えて配信し、本学の海外への情報発信を強化と国際的知名度の向上を推進しています。
OU-MRUは、e-Bulletinの姉妹誌として、強みある医療系分野の更なる増強と本学研究者が同分野で発表したイノベーティブな研究成果を世界にタイムリーに発信するために発行。本号では、岡山大学病院腎臓・糖尿病・内分泌内科の喜多村真治講師が、成体腎臓からの幹細胞を用いて試験管内で腎臓構造の再現に世界で初めて成功した研究成果を紹介しています。
本学は、昨年8月に文部科学省がわが国のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した、「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の構築のため、強みある分野の国際的な情報発信を力強く推進していきます。
なおOU-MRUは、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されています。
Okayama University Medical Research Updates(OU-MRU) Vol.3:Organ regeneration research leaps forward
<Back Issues>
Vol.1:Innovative non-invasive ‘liquid biopsy’ method to capture circulating tumor cells from blood samples for genetic testing (大学院医歯薬学総合研究科(医学系)藤原俊義教授)
Vol.2:Ensuring a cool recovery from cardiac arrest (大学病院集中治療部 武田吉正准教授)
<参考>
Okayama University e-Bulletin://www.okayama-u.ac.jp/user/kouhou/ebulletin/
【本件問い合わせ先】
総務・企画部企画・広報課
TEL:086-251-7293
E-mail:[email protected]
(14.11.30)