本学は6月2日、岡山県や県内企業と協力して、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)からCo-opプログラム「Coop in Okayama」の学生2人を受け入れました。
受け入れたのは、UBCのマットさんとヒューさん。マットさんは「日本における林業の役割、木材生産の技術を学びたい」、ヒューさんは「木を植えるところから、製材、木製品を作るまでの一連の流れ全体を教わりたい。日本の地域文化や社会にも興味がある」と話していました。2人は本学、岡山県庁林政課、県立博物館で講義を受講。そのほか、本学の学生とともに市内を散策したり、日本の文化に触れたりして交流を深めました。
6月15日から、本学の「森林利用グローバルインターンシップ」を受講する学生たちとともに、2ヶ月間以上にわたって、県内における林業、林産業の企業や研究機関などでインターンシップを行っています。
同インターンシップは、本学地域総合研究センターがグローバル実践型教育の一つとして開講。実務経験を通し、地球環境の改善・保全に欠かせない森林の機能と特性を理解し、持続可能な開発による森林資源の利用についての課題や展望を学びます。
Co-opプログラム
UBCでは、5 年間の修学期間の間に 5 回の長期インターンシップを行う Co-op プログラムを実施しています。同プログラムは学生が専門教育の知見を実務経験で確認し、就業体験を勉学にフィードバックすることで専門知識の習得を促進します。本学のグローバル実践型教育のロールモデルとしても非常に参考になることから、 UBC の Co-op学生の受け入れが実現しました。
【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター
TEL:086-251-8491
(15.06.19)