本学工学部創造工学センターの中村有里技術専門職員は9月14～15日と17日〜18日、中国・杭州市の長江実験小学校、同国・厦門市の演武小学校をそれぞれ訪問。浙江工業大学の肖帆（Xiao Fan）准教授、厦門大学の任磊（Ren Lei）教授らとともに出前授業として、日中協定校実験教室を開催しました。
　両小学校の5年生ら約90人が参加。英語と中国語の説明を受け、ポリグルソーシャルビジネス株式会社より提供を受けた凝集剤を用いて水の浄化を体験しました。小学生たちは、実際にアジアやアフリカで用いられている試薬に驚き、世界の水事情に注目していました。
　両大と本学は部局間協定を締結しており、国際的な人的交流や地域との連携強化を推進しています。同センターは協定や、自然科学研究科、国際同窓会、男女共同参画室、地域総合研究センター等の学内機関の連携を生かした取り組みを継続的に行っています。今後もグローバルな視野に立ってローカルに根付く「グローカル」な活動を国内外の次世代育成のために行うことを目指します。
　本活動は、公益財団法人福武教育文化振興財団・教育研究助成、平成27年度科学研究費補助金（奨励研究、15H00411）、平成27年度岡山大学「大学機能強化戦略経費」の助成を受けて実施しました。

　現地での活動の様子は長江実験小学校のウェブサイトでも紹介されています。
　

【本件問い合わせ先】
工学部化学生命系学科
TEL：086-251-8212

(15.10.06)