本学は10月30日、外務省の青少年交流事業「JENESYS2.0」*の一環として訪日した中国大学生訪日団第23陣100人を受け入れ、環境理工学部と農学部において、特色ある研究成果や施設紹介を実施しました。訪問学生らは、留学生を含む本学の学生と勉学・研究の状況や将来について語り、交流を深めました。
JENESYS2.0 中国大学生訪日団第23陣は、「環境・農林」をテーマとして訪日。環境理工学部では約70人が、学部紹介や中国黄河流域灌漑地区における塩害に関する特別講義を受けた後、中央図書館や水循環施設ビオトープ(誕生池)を見学しました。また、環境理工学部在学生との懇談会では、本学の勉学・研究や、日中の大学生活の違いなどについての活発な意見交換も行われました。
農学部では約40人が、壁面緑化やハウスでのバラの研究、岡山県特産のブドウ“ピオーネ”の栽培技術、中国にはない甘柿などの説明を受けました。このほか、農学部附属山陽圏フィールド科学センターの岡山農場を見学し、果物を試食。また、農学部学生や留学生との懇談会で交流を深めました。
*JENESYS2.0
外務省が実施する日本政府の訪日プログラムで、アジア大洋州諸国及び地域との間で行う青少年交流事業。日本経済の再生に向けて、わが国に対する潜在的な関心を増進させ、訪日外国人の増加を図るとともに、クールジャパンを含めたわが国の強みや魅力などの日本ブランド、日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指す。
【本件問い合わせ先】
環境理工学部事務室
TEL:086-251-8801
農学部事務室
TEL:086-251-8273
(15.12.28)