本学大学院環境生命科学研究科は、1月28日にアジア環境再生特別コース*コロキウム、1月29日に環境生命科学シンポジウムを、自然科学研究科棟大講義室で開催しました。いずれも、海外からの招待講演に加えて大学院生が英語での発表、討論を行う場であり、活発な議論が繰り広げられました。
コロキウムでは、博士前期課程の学生10人(内、留学生1人)が口頭発表を実施。シンポジウムでは博士課程の学生24人(内、留学生16人)がフラッシュトーク(短時間での研究概要紹介)のあと、ポスターセッションでの発表・討論を行いました。ポスターセッションでは、自分とは専門分野の異なる研究者に対して「相手にわかる言葉で話す」という、異分野融合の難しさと面白さを兼ね備えた討論が展開されました。委員会による審査の結果、博士後期課程2年TRAN Vinh Duyさん、3年ASICHE William Oluberoさん、1年NGUYEN Hang Thi Thuyさんの3人に「Best Presentation Award 」が授与されました。
環境生命科学研究科では、研究科の理念の一つである異分野融合をさらに推進するため、今後もこのような取り組みを続けていきます。
シンポジウム終了後の、発表者たちの笑顔が印象的な催しとなりました。
*アジア環境再生特別コース
深刻さを増すアジアの環境問題を解決するためには循環型技術の普及だけでは不十分であり、その国の社会や文化を理解した上で、国や地域に適した循環型社会を形成することが重要です。そのような理解に立ち、本特別コースはアジア環境再生に向けて国際的なリーダーシップを発揮できる人材を養成することを目指しています。
【本件問い合わせ先】
自然系研究科等総務課戦略担当
TEL:086-251-8005
(16.02.15)