本学大学院環境生命科学研究科は2月27日、第4回日韓不飽和土共同ワークショップ(The 4th Japan- Korea Joint Workshop on Unsaturated Soils)を津島キャンパス自然科学研究科棟大講義室にて開催しました。
本ワークショップは、日本および韓国における不飽和土の研究者グループや、韓国地盤工学会地盤力学、不飽和地盤技術委員会の共同開催によるものです。二国間の研究交流集会として「不飽和土・不飽和地盤」をテーマとした研究論文発表と討議を行うことを目的としています。今回のワークショップには、日本および韓国における大学教員、研究者、学生など34人が参加。活発な意見交換が行われました。実行委員長は同研究科の竹下祐二教授、幹事は同研究科の金秉洙(キム・ビョンス)助教が担当しました。
また、今回のワークショップ開催に合わせて、同研究科は檀国大学校工科大学(韓国)と国際交流協定(部局間)を締結。今後、日本や韓国における不飽和地盤工学に関する教育・研究の共同推進事業への貢献が期待されます。
不飽和土・不飽和地盤について
「不飽和土」とは、土粒子の間(間隙)に水と空気が混在した状態の土。地表面から地下水面までの地盤は「不飽和土」で構成されているため、不飽和地盤とよばれる。地盤災害の多くは不飽和地盤で発生している。
【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科(環)
助教 金 秉洙
TEL: 086-251-8992
(16.03.15)