本学若手研究者キャリア支援センターは3月8日、「ポスドク、博士課程大学院生のための講演会/成果報告会」を学内で開催。本学のポストドクター(博士学位取得者)や博士課程大学院生ら約80人が、産業界で活躍するための博士人材のキャリアパスやセンターのこれまでの成果について理解を深めました。
講演会では、科学技術振興機構の仲勇治プログラム主管が「キャリア開発支援事業の現状と課題、大学並びに教員に期待すること」をテーマに講演。文部科学省ポストドクター・キャリア開発事業の成果と課題を説明し、魅力ある博士人材の養成・輩出に大学は何をなすべきか訴えました。続いて、株式会社日経BPの宮田満特命編集委員が「日本を救うイノベーションを生む博士人材」をテーマに講演。イノベーションの現場や博士人材の果たす役割について事例を交えて紹介し、「学問をして、幸せになろう」とエールを送りました。
成果報告会では、阿部宏史理事・副学長(企画・総務担当)がセンターの活動内容やプログラムの成果、今後の事業継続を報告したほか、インターンシップを体験したポスドク、受入企業担当者、運営委員会学外委員とパネルディスカッションを実施し、これまでの歩みを振り返りました。終了後には、意見交換会が開催され、インターンシップ修了者への修了証書の授与も行われました。
本センターは、4月から学生総合支援センター キャリア支援部門として、ポストドクター及び博士後期課程等学生へのインターンシップや講義・セミナーなどキャリア支援を継続実施します。
【本件問い合わせ先】
若手研究者キャリア支援センター
TEL:086-251-8345
(16.03.11)