国立大学法人 岡山大学

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地球物質科学研究センターを改組し、「惑星物質研究所」を設置 JAXAの宇宙科学研究所との研究教育連携も推進

2016年03月15日

 本学地球物質科学研究センターは4月1日、国際共同研究教育拠点として活動を一層活性化させるため、組織体制を拡充し、「惑星物質研究所(Institute for Planetary Materials)」へと改組します。また、同研究所と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、研究・人材育成を目的とした連携協力を行います。
 3月10日、鳥取県東伯郡三朝町の国民宿舎ブランナールみささで、記者会見を行いました。本会見には、中村栄三地球物質科学研究センター長、神﨑正美副センター長、宇宙科学研究所の稲谷芳文副所長、藤本正樹研究主幹が出席しました。
 初代惑星物質研究所長となる中村センター長が、改組、連携に関してこれまでの経緯と概要について説明。今後の取り組みについて抱負を述べました。特に、2020年に「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰る予定のサンプルの解析については、帰還までの4年間、分析手法の模索訓練を重ね、新たな解析技術の開発を進めます。今後、本学と宇宙科学研究所は、貴重なサンプルに含まれる“あらゆる物質”に対応し、最大限の情報が得られるよう研究教育連携を進めていきます。

【本件問い合わせ先】
 地球物質科学研究センター庶務担当
 TEL: 0858-43-1215

(16.03.15)


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