本学は3月24日、平成23年度から実施してきた文部科学省特別経費事業「先進的教員養成プロジェクト」の最終報告会・シンポジウムを開催しました。「教員の資質向上に寄与する『大学と学校・教育委員会の協働』の実現-学校教育改善との連動で教員養成教育を進化させる-」と題して、12大学や教育行政・学校から参加した約90人が、熱心な議論を繰り広げました。
会に先立ち、岡山県教育庁高校教育課の竹田義宣課長が来賓あいさつ。報告会では、髙塚成信大学院教育学研究科長による取組概要報告や、本プロジェクト担当教員による「教科構成学開発事業」「学校課題解決のためのオンデマンド研修とインターンシップ実習の連動事業」の最終報告、くらしき作陽大学子ども教育学部の高橋香代学部長による評価と助言がありました。
シンポジウムでは、文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室の柳澤好治室長が「教員養成教育に求められるもの」と題して基調講演。その後のパネルディスカッション「教員養成教育の未来」では、教員養成教育への関わりについて、学校・教育委員会・大学それぞれの立場から報告があり、フロアを含め活発な議論を行いました。最後に、独立行政法人教員研修センターの髙岡信也理事長が議論を総括しました。
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(16.03.31)