競泳のジャパンオープン2016(5月19~22日)で、本学水泳部の中尾駿一さん(マッチングプログラムコース3年)が男子50メートル背泳ぎで25秒45をマークし、2位入賞を果たしました。1位のリオデジャネイロ五輪代表選手とは0秒01差という僅差。自身の持つ岡山県、中国記録を更新する結果となった中尾さんは「表彰台を狙っていた。力を出し切り、結果が出て本当にうれしい」と話していました。ジャパンオープン表彰台は岡山大学初の快挙です。
ジャパンオープンは東京辰巳国際水泳場で開催され、リオ五輪代表選手も勢揃いするなど注目の集まった大会。中尾さんはこのほか、男子50メートルバタフライ、男子100メートル背泳ぎにも出場し、バタフライでも3位に入賞しました。
中尾さんは6月27日、森田潔学長、許南浩理事・副学長(教育担当)を表敬訪問。メダルや表彰状とともに結果や当日の様子を報告しました。森田学長は「岡山大学の誇り。今後の益々の活躍に期待したい」と激励とエールを贈りました。今後に向けて中尾さんは「9月にインカレがある。優勝を目指して全力を尽くしたい」と意気込みを語りました。
中尾さんは倉敷青陵高校出身。小学4年から水泳を始め、中学生の頃からジャパンオープンに出場しています。182センチメートルの長身を生かしたダイナミックなフォームが持ち味です。
本学水泳部は週6回、平日は早朝6時から練習に励んでいます。練習メニューは学生たちでつくり、映像を互いに撮ってフォームの研究をするなど、学生同士で高いレベルを維持しています。全日本選手権への出場をはじめ、岡山県代表を12人出した中国五県対抗水泳大会では男女総合で7連覇を達成。中国四国インカレでは、男子は12年連続、女子は11年連続で総合優勝を続けるなど、中四国トップの成績を収めています。
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(16.06.28)