本学は8月18日、岡山にゆかりのある4人の若手演奏家を迎え、「レインボーコンサートvol.33」(本学、公益財団法人岡山シンフォニーホール主催)を鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで開催しました。
コンサートに先立ち、宮田裕州理事・事務局長があいさつし、岡山が誇る若き演奏家たちにエールを送るとともに、更なる飛躍を激励。ヴァイオリン奏者の福田廉之介さんは、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」、長坂拓巳さんはラヴェル作曲「ツィガーヌ」、ピアノ奏者の中桐望さんはショパン作曲「ピアノソナタOp.58」などを演奏しました。
会場を埋めた聴衆約400人は、素晴らしい生演奏に息を飲み、一曲ごとに盛大な拍手を送るとともに、世界で活躍する彼らが紡ぐ洗練された音色を心ゆくまで堪能しました。
■ヴァイオリン奏者 福田廉之介さん
赤磐市出身。2014年メニューイン国際コンクール(イギリスで開催される若手ヴァイオリニストのための最も権威あるコンクール)ジュニア部門で優勝。現在はスイス在住で、プレカレッジを異例の1年で首席卒業し、9月からは名門ローザンヌ高等音楽院に進学予定。
■ヴァイオリン奏者 長坂拓己さん
くらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コース卒業、岡山フィルハーモニック管弦楽団団員。昨年から拠点をハンガリーに移し、精力的に演奏活動を行っている。
■ピアノ奏者 中桐望さん
岡山城東高校を経て、東京藝術大学に入学。首席で卒業した後は国内外のオーケストラと多数競演。数々の音楽コンクールで受賞(第11回岡山芸術文化賞グランプリ獲得)、2014年秋からはポーランドに留学中。
■ピアノ伴奏 片山舜さん
くらしき作陽大学ピアノ専修を卒業され、現在は姉弟ピアノデュオ”ベラルーチェ”としても活動中。
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(16.08.22)