「岡山科学人材育成への夢と大学連携」と題したシンポジウムが、１２月１１日、創立五十周年記念館で開かれ、大学関係者や学生ら約１４０名が参加しました。
　今年度は本学や県などでつくる連携組織「科学Ｔｒｙアングル岡山」が文部科学省の採択を受けて実施している科学教育事業の最終年度にあたり、このシンポジウムはこれまでの事業を総括し、成果をいかに科学人材育成に反映させていくか考えるため開催しました。
　第一部では、両備グループ・小嶋光信代表が同グループの人材育成を例に、企業・大学・家庭での教育の基本要素について紹介したほか、企業・マスコミ・行政の関係者がそれぞれの立場から意見を述べました。
　第二部では、人材育成への夢と大学連携をテーマに、本学の千葉喬三学長をはじめとする連携機関の長らが意見を述べるとともに産学官関係者によるパネルディスカッションが行われました。
　文部科学省の事業は今年で終了しますが、「科学Ｔｒｙアングル岡山」は、今後も科学による地域の活性化に向けた活動の継続を表明しています。

写真：パネルディスカッションする産学官関係者

【本件問い合わせ先】
「科学Tryアングル岡山」連携教育推進センター事務局
TEL/FAX　086-251-7248